一人暮らしはなんて自由なんだ

一人暮らしをしたくてしょうがない私は、やっとの思いで実現させたが、そこには今まで味わった事のないものもあった。やってみなければ得られなかった一人暮らしの体験は、結果的には素晴らしいものになる。

仕事帰りに少しずつ、アドバイスを全部実践した。こんなにも女らしくなるなんて、と鏡を見る度自分にうっとりした。この変わった姿はユリとハナエは何て言ってくれるだろう。そろそろ集合をかけてみよう!!早速集まって、次の作戦会議が開かれた。「ユリの彼氏に頼んで男の子集めてもらおうよ」ハナエが提案。「いいね。雅美は今までの自分にサヨナラして彼氏作りなよ。」ユリものっていく。一人暮らしは、なんて自由なんだとおもいっきり満喫していた。それは今週の土曜日に開かれた。

一人暮らしだったよね?

3対3の集まりだった。当然ユリカップルは少し楽しんだら消えていた。ハナエはというと泥酔して最悪な事に寝てしまった。男の子が苦手な私は、その場を盛り上げようと必死に頑張ってはみたものの、疲れてどうしていいか分からず、黙り込んでしまう。その内1人が帰り、悟君という男の人が残っていた。「雅美ちゃんは可愛いね。本当に彼氏いないの」初めて聞くセリフ。私に興味があるんだと分かった。「一人暮らしだったよね。今度遊びに行っていい?」

一人暮らしの質問攻め

迷わず私は「いいよ」と番号を交換して、ハナエと帰る事にした。考えただけでドキドキする。もう悟君の事で頭がいっぱいになっていた。暇さえあればメールのチェックをし、片時も携帯を離さず。こんな様子を見て、重症だと二人はすぐに分かった。そんな時突然実家から電話が来た。「もしもし雅美?母さんだけどどうしてる?一人暮らしはどう?」質問攻め。次の連休に帰って来なさいとの連絡だった。どうしよう・・・今の私の姿を見たらみんな何て言うかな?

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