一人暮らし中に自分を振り返る

一人暮らしをしたくてしょうがない私は、やっとの思いで実現させたが、そこには今まで味わった事のないものもあった。やってみなければ得られなかった一人暮らしの体験は、結果的には素晴らしいものになる。

弱っている時ふと実家に帰りたくなった。一人暮らしには大分慣れたけど、あの懐かしさが恋しくてたまらなくなってきた。父さんにはどんな顔すればいいの?やっぱり謝るべきなんだろうな。今週末にまた行ってみよう!!露出は控えて清楚にパンツにしようかな。手土産は、得意なチーズケーキにしよう。今までの身勝手な自分に反省した。悟君の事は忘れて新しい恋でもしたいな。もっとキレイになって彼以上の人と付き合って、あんな事あったな〜って笑いたい。そんな日が必ず来る!!

一人暮らしの寂しさが犬に向かう

時が経つにつれ、犬を飼いたくなった。帰った時、待っていてくれる人がいればどんなに嬉しいのかと味わいたかった。一人暮らしの人はそう思うであろう。でもそれが間違いだって気付く!!夜遅くなると犬の事が心配になり、合コンに行っても早く引き上げてしまう。外泊なんて出来ない。犬がクンクン鳴いているかと思えば思い切れない。この行為が男との縁を遠ざけてしまった。「最近付き合い悪くなったよね〜」二人は言うが、私はこの子で満足してしまったのだから、仕方が無い。買う雑誌は犬の本だけ。

一人暮らしも最終的にいい結果になる

それでも私には彼ができた。散歩中にまた再開してしまった悟君。彼はその後彼女に振られ、寂しさのあまり犬を飼ってしまったらしい。しかも同じ犬種だから犬の話で盛り上がり、こんな芸が出来るなど自慢しあった。泊まりに行くときは勿論わが子も連れて行けるから、すごく楽な付き合いが出来た。「一人暮らしって大変でしょ?もし良かったら家に来ない?ウソじゃないよ」あの時の言葉、今度は本気なんだね。私は迷わず「この子も一緒に宜しくお願いします」と答えた。

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